青い意志
最近、とんと真面目に更新しなくなったので、アクセス数も激減しており、教室一個分くらいになっておりますが、それでいいのです。これはぼくの作戦であり、言うなれば静かなる篩、青い争いなのです。いま居残っているあなた達にだけ伝えたい大切なことがある――というのは嘘ですごめんなさい。
刹那的に生きているためここしばらくなにをしていたのかあまり思い出せないのですが、ライブに行ったり(Keison&Leyona)、ジンギスカン屋をハシゴ(ひつじや&だるま)したり、遠くまでうどんを喰いに行ったり、凍結路面でてっ転んで側頭部を強打したり(幸い無傷でした)と楽しく過ごしています。
残念だったのはYちゃんの店が閉店してしまったことなんだけど、まあ彼ならいずれ新しいお店を始めるんじゃないかと思います。彼の意志によってではなく、みんなの意志がそうさせるのではないか、という気がしています。そしてそういうお店はうまくいくと思うのですが、いかがなもんでしょう。
最近出た本なんですけど、帯書きを ⇒まったけ師匠が寄せていたので買ってみました。
全部で46人のブルーズマン(あえて“ズ”)の人となりや必聴版を紹介しているもので、入門書とあるけれど中身は結構濃くて、「ブルーズマニア中級」を自負しているぼくでもおさらいとして楽しく読めましたし、マニアックなエピソードは勉強にもなりました。最近、まったけ師匠に「ちゃんと勉強しろよぉ」と叱られたばかりなのです。
高校生時分にハマリ始めたブルーズに対して思い入れはあるのですが、いまさらぼくごときが語るのもなんなのでやめておきすが、ひとつだけ言うと、ギターについて言えば「徹底的に耳コピしてニュアンスを掴め」ということです。これは音楽に限ったことじゃないんだけど、ぼくは音楽、殊にブルーズによって学びました。この感覚は恒久に続くもので、それを会得するためにブルーズはうってつけだったというわけです。
ということで、新旧かかわらずブルーズに興味のある人は買って間違いない、と断言しておきます。但し、その後にCDも買いまくって聴きまくるべし。
不思議なのは、帯書きに吉田栄作(通称:無類のTシャツイン好き)が居ることで、これによる宣伝効果を狙ってたのなら、そりゃないぜというか、台無しじゃねえか!
でも、それもブルーズさ。
- 作者: 山本慎也
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2008/10/27
- メディア: 単行本
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