リハビリ日記#8
1.5時間労働して帰宅し、以前に五時間掛けてDIY施工したクルマのテールランプを微調整する。
バンパーを引き廻し鋸でくり抜き、新たにテールランプを増設したのだが、微妙な角度が気に入らず、車体に潜ってチマチマと。
下から見るクルマは、様々な発見があって興味深い。長年掛けて発展した叡智が集結しているような気がして、仰向けのまま妙な心地よさを覚える。
某区にある鳥肉を手土産に、Y司の家へ遊びに行く。
二人が無事お勤めを終えたとのことで、なによりだった。今日は会えなかったが、再度出向いて挨拶と労いをしたい。
Y司の話が面白いのは、彼の視点と態度が優れているからだ。悪行を見逃さないが、どこかでそれを赦しているが故に、笑いへと変わる。
今日は“ケツラー”について教示を頂いた。
ケツラーとは、市販薬や処方薬を肛門から注入する人々を指す。その方が吸収性が高まるからだ。
ケツラーは、のりピーの炙りを「勿体ない!」と糾弾し、肛門をヒクつかせる。より強度に、なるべくシラフで居たくない――その気持ちはぼくにもわかる。
だからって、ケツからいいちこを注入する気にはならないが。
かつての魔女たちが、ホウキの柄に薬物を塗布して肛門に挿れいたらしいことは童話の世界で垣間見えるが、現代のケツラーたちもまた童話の世界を生きている。
帰宅後、昔ながらの顆粒タイプのホワイトシチューをこしらえる。クリームチーズとブロッコリーを入れて。
さて、明日は休みだ。仕事が暇でしょうがない、みたい(←ひとごと)。
どこか遠くに行きたくて仕方がない。もはや日帰り500kmとか余裕だ。
明日はどっちに行こうか。