電子書籍の衝撃

 
 最近話題の佐々木俊尚さんの電子書籍の衝撃という名の電子書籍が(ややこしいわ)、ディスカヴァー(http://store.d21.co.jp/)で4/14までの期間限定でなんと110円でDLできるので買ってみた。
 プラグインやビューワーは当然無料なので興味のある人はお早めに。ちなみにデスクトップで読むのはかったるいが、Macbookだと結構読める。
 まだ触ったこともないがKindleiPadは欲しい、両方欲しい。前者は文芸や学術書用、後者は雑誌やweb用として。
 個人的に、電子書籍の最大の利点は「かさばらないこと」だ。漫画を読まなくなったのもそれが理由だし、文庫しか買わない主な理由もそれだ。
 雑誌も保存しておきたいページだけを抜き出せるとなると、いままでのようにオレンジページのレシピをファイリングしなくても済む(お前は主婦か)。
 なによりゴミが出ないし、価格も安くなる、そして売り切れない。これは凄い。絶対に普及する。
 とはいえ本屋に行くこと自体が大好きなので、紙の本も買うだろう。売り上げが落ちた本屋は、本以外も売ればいい。ウォーホールの画集の横にヴェルヴェッツのCDを置けばいいし、ジェームス三木の隣に三木道山でも……いやよそう。
電子書籍の衝撃」の中で興味深かったのは、本のニセ金化だった。これはもう末期だね。
 既得権が危うい人たちは焦っているだろうけど、消費者であるぼくはわくわくしている。保身のみに奔走するとロクなことにならないってことをいい加減学びなさいよ、馬鹿なノンワーキングリッチどもよ。
 電子ちゃん、早く来いッ☆