かなＰ

　
　憂い、ですこです。奇しくもいま最も欲しい機材は、UREIの1176であります。使いこなせませんけど、機材なんてなんでもいいんだけど。無くてもいいんだけど。
　かなしい、漠然とかなしい。
　むなしさとかなしさは、ハマチとブリ、酒とゲロ、モンブランと巻糞、包皮と美容、銃殺刑と英霊、牧草と仔羊のソテー、爪とピストル、偶像と陰毛、停電とロウソク、暴力と遺族、パチンコとパーラメントのシケモク、ラクダとモモヒキ、カルピスとコップ一杯のアガペー、しみったれたディレッタンティズム。
　
　YouTubeがアツい。おびただしい数の動画が、世界中から集まっている。いずれ無法地帯になるだろう、と言われているが、いま現在は音楽に関していえば、さほどレアな動画はなかった。
　しかし、可能性は無限です。パツキンの（死語）ムチムチプリンの（屍語）ナオンが（SHOW-YA語）腰を振り振りシェイク（遺語）している映像などには、エロサイトのURLが仕込まれている。つまり魅力的なコンテンツ（？）を介して自社サイトの宣伝効果を狙っているといえよう。
　最近話題のアメリカ黒人の喧嘩屋 Kimboの映像もある。素手で殴り合うという（あくまで拳のみ）凄惨な映像なので、心臓の弱い人は見ない方がいい（文字通り“目玉が飛び出していた”）。その映像にもなにかURLが仕込まれている。
　もちろんマトモな映像も沢山ある。サッカーのスーパープレイ集や、生まれたてのパピーの映像もあるし、アマチュアのオリジナルも沢山ある（これが大半）。
　映像の利点は言語を越えられることだから、魅力的な映像のダイジェストをYouTubeにウプしてサイトを宣伝し、本編で課金する。
　100円としてPaypalに３割搾取されると考えて100万人獲得したとすると、70円×100万で７千万円だ。制作費やセキュリティ投資で２千万差し引いても５千万円残る。えらいこっちゃ。
　国内で100万は夢のまた夢だけど、世界規模だと（といっても米日中がメインか）そう遠い夢でもない。ロト６よりも高確率だし、なにより建設的に人生の暇潰しができる。
　そこのあなた、脱いでみませんか？（結局エロかい）。
　そうして物色していると、ネットアイドル志願者の女性たちが曲に合わせてクネクネしながら（決して脱がない）歌っている映像がたくさんあったので、ぼくはかなしくなった。だってぜんぜん可愛（ry
　
　かなしみとは、知ってしまうことなのかもしれない。必然も偶然も、運命だって、かなしみの前では無力だ。
　かなしい。あまりにかなしいので、姉歯さんのあたまにぶなしめじを生やしたった。