計三回の神光臨

 
 ものまねの達人ですこです。
 
 先日、ネットラジオを無事終えまして、案の定5時間超の長尺レディオになってしまいました。最初から最後まで聞いて下さった人も意外と多くて、感謝感激秀樹バーモント片足車輪走行ギャランドゥでござんした。西条くん、自宅に核シェルターなんぞを造らずに畑を耕して野菜を食べなさい、野菜を。韮を。
 そんなわけで反省点は沢山あるんですが、一つ思った事があるんです。
 ぼくの中でのラジオは、張り付いて聞かずに、何かをやりながらBGM的に聞くものなんですが、どうもネットラジオは違うらしい、という事です。
 それは掲示板と連動しているからですし、カキコをしたリスナーはカキコに対して反応して欲しいと思っているようです。
 しかしながら、やっている方としてはあまり掲示板の方に集中してしまうと話の腰が折れてしまうのも事実でありますし、実際に第2回の時は掲示板に頼りすぎて内容的にはイマイチでした。
 こういったもどかしさはやってみるとわかるはずです。
 ですから一度、だれかやってみて下さい。それをぼくが聞く事によって、客観的に改善点が明確になると思うんです。
ねとらじ」では知らない人のラジオも聞けるんですけど、知らない人のラジオって異常にツマラナイんですよ。知ってる人、だれかやってください。
 まあなんにせよまだ3回目です。段々と少しずつラジオっぽくなってきているようですし、温かい目で見守ちゃってーっ! プロテスト受けさせちゃってー!(カチンコファイトクラブ藤野ばりの懇願形)
 
 今回は「個人情報保護法を無視した神からの電話」というサプライズが御座いました。動く神についてはこちらのサイトで免疫があったのですが(今は面影ありません)、実際の声は高めで、口調はべらんめぇでござんした。「お前なぁ〜」「このやろー」「バッカじゃねぇの?」etc.
“神がこのラジオを聞いている”ということで、只でさえ緊張気味だったのに、突然の電話で我々の緊張は頂点に達したのでした。
 しかしながら、ここで臆するという事はすなわち神を裏切る事を意味しますので、わたしは心を鬼にして、心臓をスクイーズしながら敢えて「タコ坊主」「コノヤロ」などと悪態をついたのでした。
 翌日、京極町のふきだし公園の冷水を全身で浴びて自らを戒めたというのは、ここだけの話です。お水、美味しゅうございました(実は飲んだだけです)。
 電話のみならず、神はMacとピッチを抱えながら我が家の近所まで来たそうです(これはどうやら本当のようです)。
 我々のような、どこの馬の骨とも、名前すら付いていない害虫のような集まりの所にまで光臨して下さるのが、神が神たる所以なのでしょう。太陽のような人なんです(狂った太陽ですが)
 
 翌日、昼頃にトイザラスにおもちゃを買いに行きました。京極町ウルルン滞在するので、n子へのお土産を買う為です。
 すると電話が鳴りました――ゲゲゲ! 神からダ!
「二つだけ言いたい事がある」神はおっしゃいました。ぼくは固唾を呑みました。
 一つ二つと、文字通り啓示を下さいました。コンテンツクリエイター国内最高峰故の有り難い言葉の数々でござんした。
「で、もう一つ」神は続けます。ちょっと大味で、若干意味が不明です。
「で、あとはよぉー」まだ続きます。こんこんと続きます。
「グリッターって美人なのか?」と二回ほどおっしゃっていました。もちろん「絶世の美女ですよ」と答えたさ。
「グラマーな、胸がはだけた女を数人呼んでおいてくれれば行ってやってもいい」「綺麗なクリスタルのロックグラスを用意しておけ」「お前の安物と違って、オレのライターは一発で点くぜ? もちろん女にもな!」「ギャラは1分=1万円」etc.
 等々、30分以上は有り難い啓示を下さいました(うち20%は同じ話でした)。
 ぼくは以前、神を「自らを安売りする人」と称した事がありますが、まさしくその通りのお方で、誰にでも光を与えて下さる素晴らしい人である事を、再認識したのでありました。感謝感激秀(ry
 
 そんなわけで、京極町への到着が遅れる事となりました。この話はまた後日。