独り暮らしの切なさよ

 
 書き出しを考える余裕がない、ですこです。
 
 昨夜は歯痛と悪寒で一睡もできず、今日はそのまま仕事であった。
 通っていた歯科医は気まぐれで、夕方には閉まってしまうので、明日の早朝に予約を入れた。都合七十二時間の拷問。
 薬箱をひっくり返してあらゆる鎮痛剤を頬張る。どこの病院で貰ったか、どんな効用があるのか判らない錠剤の破片は、名前をネットで調べると薬効が出てきた。凄くありがたい。
 合計十錠ほどぼりぼりと喰らう。出所後のフリスクみたいに頬張る。
 わたしはもう、死にそうである。デスマスクは腫れているだろう。