日記っぽい

 
 おたこぷーですこです。
 九州では有名な人らしいんですが、おたこぷーの「痛いの痛いのトロンボーン」と云うギャグが好きでして、仕事中とかちょいちょい想い出してはニヤけています。でも面白いのはそれだけでしたけど。
 仕事が終わって帰宅途中「今日ヤツの誕生日だから行かないか」と電話が来たので、ルタオのドゥーブルフロマージュ三越で買って行きました。おれって優しいなァと思う。小椋佳の歌声みたいに優しいな、って。ところで地下街って面白いですよね、みんなスカしてて。受付嬢が銅像に見えた。関係ないけどわたくし余り邦楽は聴かないんですが、最近歳のせいか、邦楽然としていて且つ良いアーティストと考えた場合、さだまさし中島みゆきは抜きん出て素晴らしいと思いますね。もちろんユーミン奥田民生は天才なんですけど、邦楽として考えてみた場合、洋楽からの影響が薄い先の二人はなんといいますか、大豆加工品的な、アレです(意味わかんねーよ)。
 そうして朝まで呑む。かのケーキは冷凍販売なので常温で約3時間放置しないと喰えない事を、嫁さんに告げると待ちきれないのか暖房機(札幌はもう冬です)の上に載せる始末で「やめろー!」と旦那の、いきなり喧嘩漫才。何故か出前の寿司が用意してあって、買ってきた自分用のオニギリをブン投げて遠慮無くかっ喰らう。うーん、イマイチ(文句ゆーな)。
 車で帰らなきゃなんないので途中ビールに切り替えて酒を抜いて帰路へ。着いて車庫を開けて車を入れてエンジンを切ってサイドを引いた瞬間血の気も引く――
 携帯忘れた
――明日取りにいこう、いや今日、いま行かねばならぬ。7:00、再度片道30分強を戻り
「ピンポーンピンポーン」
「…」
「ピンポーンピンポーン」
「んぁあっ?だれ?」と完全に怒ってる嫁さん。
「す、すいません…携帯を忘れまして」
「んぁあ!」とさっきまで笑顔でケーキを頬張っていた面影は無し。
「ありましたー。ごめんなさーい」
「んぁあっ!」

 こんな、ケーキと怒りを同時に買った一日。