日記も音楽も追いついた

 
 ボサノヴァ作法の△M7のカタチがスッと押さえられないギター歴19年ですこです。19年と云っても19年間弾き続けた訳じゃござんせん。煙草とオ・ナ・ジで、惰性と申しましょうか依存と申しましょうか、とにかく好きです。もし肺癌になったら煙草はやめますが、指が数本なくなってもギターはやめないでしょう。もし指が全部なくなったらギターどころじゃない、オナニーできない。そこで泣く。

 さてビッグニュースだコノヤロウ! おれが十年来愛してやまないThinking Fllers Union Local 282のベスト盤がなんと! 本国USじゃあなくココ日本で出てるんです! 発売元はその名もJapan Overseas滋賀県大津市大石東5丁目だあコノヤロウ! どうだ! しかもライナーは山本精一とゼニゲバのタバタだ! どうだコノヤロウ! おれはやっぱり間違ってなかったんだよ。だって当たり前だよ、彼らの音楽は素晴らしいんだから。解説の二人が書いている共通点は「TFUL282は音楽をわかっている」だった。おれも全く同じく思うし、ずーっとそう思ってきた。それだけに嬉しさもひとしおだ。PavementやGBVやYo La Tengoを好きなヤツは沢山居るのに、なぜThinking Fellers Union Local282を評価しないんだ! おれはずっと独りでTFUL282の音楽を密かに愛しつつ歯軋りをしてきた。ほんでこの国内版ベスト発売の快挙! ワオ! 俺ゃーすぐにジャパンオーバーシーズにメールを送った。HP上では「売り切れ」の表示だったが、「在庫は? 入荷(製産)予定は?」と食い付いたら「在庫あります」と返事が来たので「すぐ送って!」と返し、本日目出度く手に入りました。いま聴きながら書いてる。ほとんど知ってる曲だけど、日本語ライナーはもちろん、CD面の「シンキングフェラーズユニオンローカル282」のカタカナが涙を誘うゼまったくヨ! 泣けた、おれは泣いた泣かせてくれ。だってついに国内版が出たんだよ!
 JAPAN OVERSEAS万歳!