グローバル時代にピカピカの保証書
切れ痔ですこです。ちょっとヤバイ感じです。無印良品でビックリマークの付いた汚物入れを買おうかと思います。
どうも昨日の日記には何かが足りていないと思ったら「O・S」の話を書き忘れていました。「O・S」は例えば給湯器のガス詮のレバーなんかにあるはずです。これは開閉、「Open」と「Shut」ですね。
あのよ、OnとかOutとかOpenとかと、Oだらけの毛唐の表記はややこしいじゃボケーッ! 開店は「Open」で閉店は「Close」とかよ、ソコでまた同じ言葉を対義させるんじゃねェ! まったくややこしいぜ、ヨーロッパ人てのはよ。どんだけ世界中を掻き回せば気が済むんだ。
ある白人は、黒人に対して「きみは茶色なのになぜ自らを黒人と呼ぶ?」と、嘲笑気味に言った。
黒人は「きみだってピンクなのになぜ白人と呼ぶんだい?」と苦笑して答えた。
真っ赤に変色した白人は、黒人を撃ち殺した。
さて、最近は海外の製品を手軽に安く買うことができます。
例えば昔はJBLのスピーカーやGibsonのギターなんか高嶺の花だったんですが、現在は意外に安く買う事ができます。が、代理店を介すとそう安くもないのが実情であります。
わたしが思うに代理店の主な役目の一つとして「保証」があると思います。だがしかし、Gibsonのギターが壊れたとして、果たして輸入元の山野楽器へ持って行きますか? 普通は行きませんよ。近場のリペアショップへ持ち込みますよね。そうなると所謂「正規品」の意味は、全くないのです。
JBLのスピーカーはまず壊れません。せいぜいウレタンのウーハーエッジが(今はクロスエッジだからまず破けない)が経年劣化でボロボロになるくらいのモンで、しかもそうなるまでには多湿な地域でも10年以上はかかる訳で、そうなると例えば「3年保証」なんざ全く意味をなさないんです。
つまり、代理店を介すことによって発生する中間マージンは「無意味な掛け捨ての保険料」と言えましょう。
以上は「電化製品以外」の話であって、電化製品は代理店を介さなければ「100V 50Hz/60Hz」仕様にはならない。これこそが代理店の最も重要な役目である、とぼくは思います。
USの120Vはまだいいが、UKの220V仕様だとまず動かないし危険である。そこで代理店の出番ですよ。
例えばギターアンプで有名なVOXの製品を、安いからと云って自力で直輸入しても日本国内では使い物になりません。電源を変えたり、ステッアップトランスを使う手もあるが、それならばKorgを通した方が断然安いだろう。但し、US製品の120Vへ昇圧する事は、安価で充分に可能であります。
ぼくが言いたい事は「電化製品以外ならば、輸入代理店を介すメリットはほとんど無い」という事であります(自動車等は除く)。
例えばダウンジャケットで有名なモンクレール(めちゃくちゃ欲しいっス)、ペッパージャパンという代理店と並行輸入の価格差はおよそ三割だ。前者が10万ならば後者は7万である。電化どころか、せいぜい静電気しか発生しない洋服にすら3万も“保険”を払う必要があるのかい? 全くばかばかしい。
布団もダウンも「羽毛の打ち直し」なんか滅多にしない。それが必要な頃には買い換えた方が早いし、安い。「気に入ったモノは一生着たい」という懸念、だがソレは革ジャンとかジーンズの話だ。ボロボロの革ジャンはイカスが、ボロボロの打ち直したダウンジャケットなんか誰も着てねぇよ。代理店が謳う「保証」には何の意味もないんだってば。
なにより、革ジャンにはハナっから保証なんか無ぇんだよ。そこがイイんじゃないか。
搾取に安堵するなんて、白痴の沙汰じゃねーかよ。全く馬鹿馬鹿しい。