アニソン日記

 
 42.195Kmを完走した後に、ミロのあったかい方をチョイスするですこです。
 
 近所のスーパーですらすっかりクリスマスムードであります。鶏の腿肉が、オープン当日のキャバレーみたいに並んどりました。ちょっと斜め構えて長く見せようともしとりました。
 
 ちなみにわたくし、鶏肉ではササミが好きでして、焼鳥屋などではササミ梅シソが大好物でありまして、なんならササミ梅シソだけでも6時間は呑めます。ササミフライともなると20本くらいは食べられます。
 
 ササミといえばセサミ・ストリートですが、わたしはよく知りません。わたしは「ガンバの冒険」や「妖怪人間ベム」以降、アニメはほとんど観ていません。ジブリの作品も結構観ましたが、どうやらわたしにはアニメの良さが全く理解できないようです。
 
 アニメといえばアニソンですが、アニメを観ないわたしでも素晴らしいと思える優れたアニソンは、タッチの主題歌「星屑ロンリネス」であります。みなさんも知っている事でしょうが、改めて聴いてみると岩崎良美のヴォーカルの素晴らしさを再評価できる事でしょう。
 曲がロカビリー調なのは、80年代半ばに日本を席巻したチェッカーズの影響でしょう。チェッカーズの初期の楽曲のほとんどがロカビリー調だったにもかかわらず、ロカビリーはそれほど日本に根を下ろしませんでした。せいぜいキャディラック、ブラック・キャッツ止まりでした。
 ロカビリーで売れながらも、フミヤはロカビリーをリスペクトしていなかった事は、その後の“活躍”見れば明らかであり、彼がやりたかった事は音楽ではなかったという事も解るでしょう。でも、チェッカーズのリーダーはロカビリーを愛していましたね。それは本当に。
 ちなみに、富山県はロカビリー王国だそうです。不思議ですネ。
 
 さて、そんな事を書きながらもわたしは、ロカビリーはあまり好きではありません。わたしが好きなのはロックン・ロールであり、ロカビリーではありません。リトル・リチャードは大好きですが、ジェリー・リー・ルイスは嫌いです。デキシード・ザ・エモンズは大好きですが、MAD3は嫌いなんです。ロックン・ロールとロカビリーの違いは、わたしは一瞬で判ります。
 
 紅白での和田アキ子のバックでは、デキシード・ザ・エモンズを使えばいいんですよ。掌握に躍起になっているNHKが、なぜそうしないのかが、わたしには理解できない。きっと素晴らしいステージになるのに。
 
 話が逸れましたが、「星屑ロンリネス」での岩崎良美の素晴らしいボーカリゼーションを、みなさんもいま一度聴いてみてください。リズムも譜割りも緩急も歌詞と唄の乗り具合も、まったく絶妙です。真面目な、素晴らしいシンガーですよ。
 
 もう一つ大好きなアニソンは「ひょっこりひょうたん島」の唄です。あれはホントに素晴らしい。
 
 アニソン、侮り難し、であります。