ゾウリムシがペッティングをするという事実

 
 テントですこです。
 
 先日、とある風俗嬢の方とメールなぞをしておったんですが、本文最後に「萌えさせちゃいます☆」とか書かれたものですから、完全に勃起をしてしまいました。
 今ならばタバコのセロハンを突き破り、樫の木に釘を打てるであろうほどに、マイサンは頑なに重力に逆らい、発射を望んでいる様子でした。
 HPがあるとの事なので、まじまじと見ているうちに完全なる我慢汁が出てきましてメカブを万引きしてパンツの中に隠した時」くらいの荒れようで御座いました。
 自分の意志ではどうにもできず、堪えれば堪えるほど溢れてしまう――そう、我慢汁と涙は、ジェミニなのです。
 
 そのグループのHPは非常に真面目に作られており、優良店であることが伺えました。
 求人情報を見てみると、店長候補やお嬢以外にもHP作成者なども募集しており、同時に送迎のアルバイトも募集しておりました――。
 
 幼き日、歳の離れた姉はコンパニオンのバイトをしておりました。それが風俗だったかどうかは判りません。当時わたしは小学生低学年くらいだったと思います。
 なぜそうなったのかは憶えておりませんが、わたしは姉と他のコンパニオンと共に、送迎のハイエースに乗っていた事を思い出しました。
 化粧の匂いと黄色い声が充満し、もの凄く居ずらかったと記憶しています。運転手は寡黙なやつれた中年男性でしたが、女の子を降ろすたびに「オツカレサマー」と言っていました。
 幼心になんとも言えない感情を覚えましたが、車内にはわたしと運転手しか男性はいなかったので、妙な親近感も芽生えました。
 ルームミラー越しに何度も目が合ったことを憶えています――。
 そんな事を思い出しました、以上!
 
 男女に温度差はあるでしょうが、例えばクンニを40分間して5000円貰えるとすると10分で1000円強と、とても割の良い仕事ではありますが、トンデモナイ女性の秘部をまさぐり、舐め回し、時に陰毛が歯の隙間に入り込む事を考慮すると、ハードな仕事だと云えますし、その確率が高いであろう事は繁華街を歩けば判ります。
 近年では女性向け風俗なる商売も暗躍しているようですし、ホストブームもその顕れであります。
 例えばAV男優の加藤鷹の腰振りなぞを見ますと、同性ながら「コリャ気持ちがよさそうダ」と思えるヤリかたですし、女性が見ても「コリャ良さそうダ」と感じると思うんです。
 ですから、パートナーとのセックスを楽しめない女性がそういった風俗を利用する事を、男子が批判する事はまったくお門違いである、と言えましょう。
 特に難しいのはマンネリズムの打破であり、嫁が風呂に入っている隙にオナニーをする旦那などというのは、家庭を放棄したと言ってもよいでしょう。
 様々な性的なグッズはマンネリ打破の為に考案されたものであり、アナル・セックスなどのアブノーマル・プレイは無意識下の希求であると言えましょう。
「穴という穴を駆使し、性を謳歌しようじゃアーリマセンカ!」と言ったのは澁澤龍彦翁だったと思います。性的倒錯者は、すなわち求道者なのです。
 真の快楽主義者とは、必ず相手も気持ちよくさせるのです。セックスが最高のサーダナのうちの一つであることは、全ての賢者のお墨付きであります。
 
 嗚呼、やりたい!