ぼく、人間だし

 
 プリプリワッショイですこです。
 わたくし幼少期から自分で作り出した意味不明な言葉を頭の中で反芻する癖が御座いまして、先のプリプリワッショイはもう半年ほどマイブームです。プリプリワッショイという唄も作りました。メロディはルー・リードをパクっとりますが。
 その前は確か「スワヒリパラダイス」で、前の前は「コロナドパンクラス」で、更に前は「ローリングプチョパピン」だったと思います。何度も反芻するので忘れないのです。
 しかしまあ残業続きでありまして、まあ二三時間なんですが…そういえば「にさん時間ほど」などと書く場合、2〜3時間でもよいのですが、二三時間と書く方が和風でいいよネ! ローマ字だと23時間となって「にじゅうさん」になるけど、漢字の場合の23は二十三だから二三と書けば通じるんだネ!
 しかしまあ世の中には残業をしても超過分は貰えない人が沢山いるらしいので、わたしの場合は恵まれているのかも知れない、とも思いますが勤務が超過するというのはミスやトラブルを除けば利益を生んでいる訳ですから、やはり残業代は貰うべき、支払うべきだと思うんです。
「残業代は払わない」というのならば、居残るのは役員だけでよいはずです。年俸的固定給かつ高所得者ほど他人より働かなければならない、これ以上の真理がありますか?
 不条理なもので上の人間ほど給料分の働きはしないものです。天下りがその最たるものでして、ですからもし、天下りのリサイタルがあったのならわたしはブルース・ブラザーズのワンシーンのようにビール瓶を投げつけたい。あと、ポカリ(優しいな)。
 
 先日、長者番付なるものが廊下に貼り出されましたが、国内の一位は武富士の社長でした。驚くことはなくて、金貸しが儲かるのは昔っから変わっていません。地下鉄の出口でティッシュを配る理由は「テメーのケツはテメーで拭けよ」という、ささやかな脅迫である事は、みなさんもお気づきでしょう。
 金貸しはいいですよ。だってカネを貸すだけでいいんだもん。イクラを渡せば子持ちの鮭が帰ってくるんですよ? こんなうまい話はないです。
 無論、最強なのは「借りても返さない人」ですがね…ぐふふふ。
 
 わたしが驚いたのは国内第二位で、パチンコ機器製造会社の社長らしいじゃないですか。一位金貸し二位パチンコって、この事実が世界中の渡り廊下に貼り出された事にわたしは羞恥を感じ得ません。
ゲイツは金の亡者だ!」などと糾弾している場合じゃないですよ。ちゃんとモノを作っているんだもん。え? パチンコ機器だってモノじゃねぇかだと? お布施とギロチンを兼ねた器具を「生産物」とは呼ばねぇよバカ。
 まったくグダラネェ。近所にあったドでかい健康センターもあっという間にパチンコ屋になってたしな。しかも全部壊してから。浴場を活かすとかの資産運用は一切ナシ、完全な更地から。勿体ねぇはなしだぜ。そりゃバチ当たるわ、利用者がな。
 そんなリッチ条件で建てた(うぷぷぷ)パチンコ屋で勝てる訳がないだろうよ。そこを見ろ、マジ気づけ、ジャンキーども。あー胸くそわりぃ。もうやめよう、この話は。
 
 本当は近所に生協があればそこで買い物をしたいのです。小綺麗なスーパーとかは嫌いなのです。
 得てして生協というのは薄暗く、他と比べれば小汚いのですが、それは比較した場合であって、別にとりたてて不具合はないのです。
 ときおり蛍光灯は切れており、ナマモノの在庫は壮観ではありませんが、総菜や、例えば自社生産の切り干し大根などは非常に美味しく且つ安価なのです。
 わたしは食料を買いに行っている訳で、蛍光灯を浴びに行っている訳じゃありません。
 ですからコスト削減によって品物が安価であったり、ソレが従業員の給料に反映されるのであれば、わたしは薄暗い店はむしろ大好きです。

 わたしは蛾じゃない。光よりもごはんを食べたいのです。