わたしは愛のキューピットです

 
 好きな体位はキンニクバスターですこです。
 
 先日の日記はおよそ5000文字、と過去最高だったのではないでしょうか。しかしながらこういう形式ならまだまだ余裕で書けそうです。
 わたしの携帯では閲覧が不可能でした。電池もかなり劣化してきているしそろそろ替え時かも知れません。噂のneonは一体いくらで売っているのでしょう。
 
 先日、燃えないゴミの日前日の夕方に不要なモノをごみステーションへ運んでいると、前方から自転車を押しながらおじさんがやってきました。
 荷台にはストーブの煙突を数本乗せており、車幅は自動車と同じくらいになっています。
 イヤな予感はしましたが案の定ブレーキ音がして、
「オイ、兄さん!」と声を掛けられました。
「はい?」
「な、なんだいそれは?」
「これは傘立てだね」
「こ、骨董かい?」
「違うと思うよ」
「どれどれ、貸してみろ」
「はい」
「お、重い! 捨てるのか?」
「捨てるよ」
「本当に傘立てかい?」
「どう見たって傘立てでしょ」
「いや、これは骨董に違いない。くれ」
「いいよ」
「ったく最近はなんでも捨てやがってよォ(ごみ捨て場を物色しつつ)」
「他にも色々あるよ」
「なにぃ? 見せろ!」
「あっちにあるよ」
 一旦ごみを退避させていた車庫を見せました。
「おおぅ! なんじゃこりゃ!」
「これなんかどう? 鏡だよ」
「いらんいらん! そんなものは要らん」と目が血走っております。
「なんだい、兄さん。引っ越しかい?」
「まあそんなとこ」
「おい、これはなにが入ってるんだ?(と勝手に袋を破り始めます)」
「それは普通のごみだよ」
「そうか。じゃこれは?(とやりたい放題)」
「それは資源ゴミだよ」
「ワハハハ。随分とビッグマンが入ってるなぁ?」と、まるで仲間を見つけたかのような輝いたマナコでわたしを見つめます。
「もうめぼしいモノはないと思うよ」
「おし! あんがとよ。兄さんアレか、ここに住んでるのか?」
「そうだよ」
「どこの部屋だい?」
 わたしはとっさに閃いて、わたしの部屋の上階を指し
「あの部屋、二階の右側。窓際に鉢があるとこ」
「そうかい。じゃあ今度一杯やろうや」
「うん」
「じゃ、どーもな!」と、おじさんは車道のど真ん中を自転車で押しながらひた進んで行きました。
 
 突然、見知らぬジジイが焼酎片手に訪ねてきた時の上階のババァのリアクションが、いまから楽しみでなりません。
 ぐふふふふ。