寝る子は食べない

 
 フランス落し、ですこです。
 先日は久方ぶりの深夜〜早朝勤務でござんして、帰りの朝6時に吉野屋で牛焼き肉丼を頂きました。美味しゅう御座いました。お饅頭美味しゅう御座いました。
 朝ご飯を食べたのは何年振りだろう。以前、食パンとかシリアルとかを買い込んで「朝食のある生活♪」を試みたのですが、パンはカピカピになり、シリアル用に買った牛乳は腐り果てるという散々な結果に終わって以来、朝ご飯とは無縁の生活を続けております。
 大体あたしの場合、起床してから小一時間ほど経たないと食欲が全く湧かないし、牛乳ですら飲みたくない。飲むときは決まって賞味期限当日に気づいて大量に一気飲みするものだから、大抵は腹を壊してしまう。
 ほんで仕事は9時からでして、昼は大抵外食なんですが12時丁度に店へ入ると混んでるでしょう? ヘタしたら大好きな日替わりが売り切れている。それが厭でわたしは11:30に昼飯を摂るのです。わたしは疑問に思うね、なんでみんな一斉に12時に昼飯を食わなきゃなんねーんだ、とね。
 つまりですね、仕事開始から2時間強で昼飯なわけですから、朝食を摂ったのなら今度は昼に腹が空かないんですね。
 仮に朝食を摂る場合を考えてみると、6時に起床して小一時間ほどボーッとして小腹が空いてきた7時に食べて、出勤までの8時半まで再度ボーッとして、仕事を終えて11時半に昼飯を食う……朝ご飯を食べるが為におよそ2時間もボーッとしなくちゃならない。
 朝食を摂る事が善しとされていますが、上記を見る限り白痴の沙汰ではあるまいか。24時間という時間の概念を、単純に3で割りたがるからよくないのだ。いつ、どれくらい食べたっていいじゃない。お腹が空いた時にスニッカーズは食べたくないけれど。
 日本の食物は、6割を輸入に頼って4割を自給しながら、なんとその4割を破棄しているのです!(繁華街のどでかいポリバケツを見れば察しがつくな) あと2割自給自足すれば、輸入しなくとも足りるのですよ。
 だから、わたしは思うね。自宅に冷蔵庫って要らねーんじゃねーの? だってもう、24時間営業のコンビニやスーパーが巨大冷蔵庫化してるじゃない。喰いきれないくせに保存しようとするから棄てちまうんだよ。せいぜいべちゃべちゃのチャーハンが関の山でさ。あと、店はもっと商品を売り切った方がいいと思うな。「スープがなくなり次第終了します」なんか、潔くていいじゃないか。店は店を維持できる分だけ作って、売ればいいんだよ。魅力がないのに大量生産してんじゃねーっつーの。
 
 と、こんな事を書くのもネット上の「PETA TV」で牛の屠殺動画と、KFCの鶏虐殺動画を見てしまったからです。ドン引きだぜ。
 わたしは菜食主義者ではないけれど、肉類は大好きだけれど、だから残さず食べるしか術はない。消極的な救済処置とでも言おうか。
 そしてやっぱり、毎朝ぎりぎりまで寝てやろうと思う。