お金を下さい、あの万能の紙切れを
ヘソの辺りがタイダイ模様、ですこです。
昨日はさんざん能書きを垂れたわたくしですが、売値結果を書き忘れておりました。
全てキッチリ相場で落札されました(涕泣)
なんだったんだろ、あの労力。徒労とはこの事だ。それならいっそ写真なんか載せずに、商品名と「買ってちょ(~o~)」という本文だけでも結果は同じだったのではないか? うぬぬぬ。
これでもし評価が「普通」とかだったら、落札者の家の前にのの字のうんこを垂れてやる。名のうてオー糞ンである(←うわあ)。
相場を調べるには、このページが非常に便利です。重いけどなー。
《せどり》なるモノが流行っているらしい。辞書で引く「せどり」とは若干意味合いが異なり、この場合は古本等の転売を意味する。
例えば、Amazonのマーケットプレイス(以下MP)で古本を買って、それをヤフオクで転売する。MPで買った場合、送料は340円かかってしまうのだが、それを加味してヤフオクでペイできるのか? という疑問があるが、相場というのは変動するので、儲かる場合も多々ある。もちろんヤフオクで買って〜、という逆パターンもある。
ぼくも経験がある、全て絶版。
「LE TRIO CAMARA」のCDは、ヤフオクだと4500円だったがMPだと700円だった。
深沢七郎の「滅亡対談」はMPだと数千円だったが、ヤフオクだと400円だった。
マニア狙いで歯を食いしばって在庫を抱えていればいつかは報われる、ということだろうか。
在庫を持たない素人がやる場合、最も利益率が高いのは購入時の送料がかからない「ブクオフで仕入れてネットで売る」パターンだろう。確かにブクオフはたまに、レアな品物がバカみたいに安価なことがある。
だがここまでくると、相場を熟知しなければならないし、自分の足で仕入れねばならないので、好きでなければ長くは続かないだろう。
つまり《せどり》は、限りなく古物商に近い。「安く仕入れて高く売る」のだから、商売の原理そのままでもある。
だが長いスパンで見てみると、副業の小遣い稼ぎとしては割に合わない。
やはり最強なのは「なにかを作ってそれを売る」ことだろう。呼び名は生産者でも、クリエイターでも、どっちでもいい。
それもゼロからだと尚よい。かといって、土地を買って荒れ地を耕し、大根を10円で卸して流通を介し、店頭で100円に跳ね上がるのは、やっぱり納得いかない。自家栽培の野菜を調理してお出ししてますぅ〜、なんて「土からうんこまで」のオーガニックな店は理想だが、得てして値段が高すぎる。付加価値に依存をし過ぎている感は否めない。
そうなると、だ。
素人が勝負できる土俵はネットしかない、と僕は思う。というか、媒体が成熟すればするほどアマチュアの“野蛮な血”が求められるのダ! つまり、風穴を空けるのダ!
って、言い過ぎかな。酔ってるけど、酔狂ではないよ。
こうして、カネの流れを考えるのは楽しい。価値の受け渡し、と言ってもいい。
お金を稼ぐって、大変ですね(そうですネ!)