どうりで

 
 ダリの絵みたいにトロけている、チャツネですこです。
 
 しかし暇でしてね。何がって仕事がね。減給以降、それに相応しい暇加減なので別にいいんだけど。今日なんか一時間半しか働いてないし。こうも暇だと時間が勿体ない上にお金も必要なので、なんかイイ副業がないかなー、と考えていたら、いま流行の《アフィリエイト》っちゅーヤツを思い出した。
 わたくし実はAmazonのアソシエイトIDを持っていて、はてなに移行する前は『YOUTY』という、所謂モノログ的な場所でコツコツと独断CDレビューを書いていた。Aの段からCの段まで所有CDのレビューをおよそ100枚分ほど書きましたが、YOUTYという所はいかんせん知名度が低くて、アフィリエイトの効果はほとんど無く、辞めてた。いま久し振りにログインしてみたが、すっかりSNSに様変わりしていて笑ってしまった。ブクログの次はmixiを模倣しているようです。
 ちなみにまだ存在しているので、見たい人は見やがれ。レビュー見て判る通り、そもそも売るつもりがない。推しているCDには廃盤が多い(意味ねーだろ)。
 
 ですこの部屋
 
 そんな訳で、アフィリエイトと聞くと、十年来通っている理髪店を思い出す。
 所謂《職人肌》の人で、腕よしセンスよしの人だ。しかし、いつからか売り上げが伸び悩み「いやぁ暇だねぇ」などと嘆くので、まだ若かった当時のぼくとsoichikoはお店のチラシを、知り合いの店に置いて貰ったりしたものだ。
 その甲斐も虚しく、店は依然不況のままのようだ。十年も通っているとなんとなく判ってしまうんだが、最近の店主はダレている、との懸念はsoichikoと合致した。なんだか知らないが、やたらパソコンに張り付いていて、待ち時間が異様に長くなったのだ。その応対は、一見さんならカチンと来るだろうが、おそらく初見の前ではやらないのだろう……ナメやがって!
 こないだ行った時に「ホームページ始めたんだよね」と言って、URLが記された紙片を貰った。早速アクセスしてみると、それはそれはアフィリエイト広告の嵐だった。重いのなんのって、ありゃ異常だ。
 ぼくは「こりゃいよいよヤバいナ」と思った。お店のHPであれだけの広告を載せるって事は、“本業が不振”なのがバレバレな上に、HP本来の目的である《宣伝効果》はむしろ逆効果となってしまうだろう――なんか胡散臭いゾ!――と。
 床屋なので、美容その他に纏わる商品を通販するのは良いと思うが、プロがアフェリエイトで上澄み(or澱)を主としちゃイカンだろ。仕入れ→HP構築→販売、という流れが“筋”だろうと思う。
 最近のアフィリエイトブーム(広義でweb2.0を含む)には、決定的に《道理》が欠如していると思われる。本来、アフィリエイトを仕掛ける場合は《人柱》でなくてはならない。つまり、自分が所有している物が賞賛に値するのなら推薦し、そうじゃない場合は警笛を鳴らすべきである。その声がメーカーに届いて、メーカーは改善をしてよりよい商品を作る――それが本来のweb2.0の世界なのではないか。そういう意味では、2ちゃんねるはマジメな掲示板だとも云える。一昔前の『PC自作板』では、沢山の人がCPUを火葬していたのだ(-人-)
 
 ある人が、このブログで書いたCDを購入したらしい。ぼくは「嗚呼っ! アフィリエイト貼っとけばよかった!」と、大いに後悔した。ちなみにAmazonの場合、報酬は3%とスズメの涙である。2000円のCDならば60円、しかも一定額が貯まらなければ入金されないようだ。期待薄だが、塵も積もればナントヤラ、これからはちょいちょい貼りますので覚悟しといて下さい。但し、先にも書いたように《道理》は重視しますのでご安心下さい。もしあなたがぼく経由で買ったのなら、ぼくの文章はなかなかのものだ、というひとつのゲームです。
 
 Panasonic デジタルカメラ LUMIX LX2 ブラック DMC-LX2-K
 
 ニコンのD70がやたら値崩れしてると思ったら、新製品のD80が出たからだった。一眼レフは魅力的だが、いかんせんかさばる。そこで、1000万画素のコンパクトはないものかと探していたら、良いのがありましたぜ、奥さん。

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