アフィ坊
小銭を稼ぐゾー、ですこです。今日はレビュー・デー。買わなくてもいいからね。ちょっとやってみたかったの。
読了。萬坊！氏にしては温和しい小説。夢を持った青年たちが『幸荘』の伝統を守り、鍵を掛けずに生活しながら小説家志望の主人公がソープで童貞を捨て、美麗な彼女と懇ろになり、新人賞に応募して落選する青春小説（稚拙な解説だなぁ）。
暴力シーンはごく一部で、抑制されている。セックスシーンはリアルで、ぼくはフツーに勃起してしまった。もぞもぞしてしまった。内容的にはあまり好みじゃないが、文章の勉強になる。途轍もなく文章が巧い。そりゃそうだ。プロだもの。
人はなぜ学歴にこだわるのか。
posted with amazlet on 06.09.22
小田嶋 隆
光文社 (2005/04)
売り上げランキング: 24,790
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読了。早大卒が書いた本である（カァーッ！）。じつに胸糞悪く、じつに興味深い本だった。本書には本当のことが書かれている。誰もが仕舞っている事をわざわざ書いている。悔しいが名著だろう。必読と云っても過言じゃない。世のオトーサンとその子供たち、読みなさい。但し、受験生と教育ママは読まなくてもよろしい（読まない方がいい）。
氏はブログもやっておられる。こちらも悔しいくらい面白い。サッカーに造詣が深いようだ。
偉愚庵亭憮録
Blues Sonata
posted with amazlet on 06.09.22
名のうて「Mr. Guitar」である。他に「JAZZ SAMBA」、「BLUEBYRD」を買ったが、ぼくは断然「BLUES SONATA」を勧める。
「ジャズ・サンバ」はスタン・ゲッツとの共演だ。有名な「ゲッツ/ジルベルト」よりもこちらの方が先で、アメリカにボサノバ・ブームを巻き起こしたのは「ジャズ・サンバ」である。ぼく的にはサックスが邪魔くさい。無論、名盤には違いないが。
「BLUEBYRD」は音がマズイ。こりゃあエレアコの音だ、最悪だ。ペナペナしててソフトビニール的なチープな人工臭がする。救いは「Jitterbug Waltz」が収録されている事だが、この曲もライブの方が断然良い。バード本人も解っているのだろう、ライブにもかかわらずマイクで音を拾っている。アコギもガットもマイク録りが一番良い音がするのだ。
断言します。「Blues Sonata」は名盤です。
以上、レビューはらくちんでいいなぁ。
