それでもオナるたくましさ

 
オナホール パラダイス」、「ワギナ」、「肛門性交」、以上のキーワードをYAHOO!で検索すると上位三位以内に入っていたですこです。どんなブログぢゃい。
 特に「オナホール 洗い方」で検索して辿り着く人が結構いるのが可笑しい。やっぱりみんな、使い捨てでも再利用したいのねん。でも衛生面の問題もありますし、なにより使い捨てを再利用しようとするそのセコイ魂胆こそが、あなたが日々オナニーに励まねばならない所以だという事に、早く気づいて欲しい。
 
 棄てなさい、その企みを、謀を。
 棄てるんじゃない、獣慾とオナホールを(です辞典参照)。
 
 
 去年末までは暖冬を思わせた札幌も、近頃は最高気温が氷点下の真冬日だ。
 仕事を終えて帰宅をし、まずはストーブのスイッチを押す。ピッと鳴って数秒後にジーッと音がして点火する――はずが、なにも起こらない。
 思えば去年の今頃も同様の事態があった。その時は、コンセント抜いてしばらく放置すると直ったが、再度同じ症状が出たので、近年の家電製品の扱い方によくある『長押し』を試してみた。
 幾つかあるボタンの内、温度を調節する『+−』のボタンを同時に3秒間押すと、8の字のデジタル表示に見たことの無い文字が現れる事を発見した。この“コマンド”は取説に載っていないが、おそらくはメーカーの技術者に送る為のなんらかのサインなんだろう。
 今日も小一時間ほど隠しコマンドを試してみたが、うんともすんとも云わない。6年目にしていよいよ壊れたのだろう。ちなみにこのストーブは《ダイニチ》というメーカーの製品だが、三年保証を謳っている。
 よほど製品に自信があるのだろうと思いきや、よく考えてみるとストーブって冬季にしか稼働しない訳だから、11月から3月までと考えると正味四ヶ月なので、三年保証=36ヶ月保証を謳うのならば、本当は九年間保証をしないと誇大文句なわけだ。
 家電の中で年中稼働しているのは冷蔵庫だけど、そう考えると冷蔵庫ってめちゃくちゃ丈夫だ。それに比べてストーブのなんと貧弱な事よ! あったかいよりもつめたいほうがえらいって、どういうことよ。しかもお前らストーブはつめたいところをあっためる為の使者じゃねぇかぁぁぁぁっ! なんだね、火って。炎って、焔って。決して絶やしちゃあいけないものだろう?
 
 火がないとこんなに寒かったんだ、ぼくのお家って。
 
 ホットカーペットとオイルヒーターをフル稼働してるけど、10℃切ってる。備え付けのガスストーブもあるんだけど、正面にオーディオスピーカーとギターアンプがあって、除けるのも面倒だし除けたくない。
 知り合いの電器屋さん曰く「直すくらいならホーマックで新品を買った方が安いっ!」とのこと。余計な出費が。CDを二万円分買ってる場合じゃなかった。
 しかも今夜の晩飯は、昨夜に仕込んでおいた『マグロのづけ丼』。どんなタイミングぢゃい。ぼくはもっと温かい食事がしたいよ。
 
 早くベッドに潜り込みたい。明朝が恐ろしい。