関西向けのどん兵衛の蓋には〈W〉のマークがある

 
 ストーブが完全に直ったですこです。
 ホームセンターへ買いに走ったのだが、どうしても直るような気がしてならなかったのだ。三日間、堪え忍んだ甲斐があったというものです。
 いいですかみなさん、壊れたと思ったら《隠しコマンド》を呼び出しましょう! 直るよ。
 
 
 13日、Kが来札するとの事なので五名で宴会 at Jの店。彼の店は安い、酒が安い。
 帰宅後、独りで4時までクピクピ呑む。
 
 
 14日、休日、昼起床。頭ガンガン。
 夕方からヒロ吉バンドのライブ。2番目に出た知らないバンドの演奏中はマックへ抜け出し、一服。最後の方はちょっと観たがZIGGYコピーバンドのようで、演奏はなかなか上手だったが、ダサ過ぎである。“格好悪い巧さ”は世界の8割を占めている。
 いよいよヒロ吉バンド登場。dr、key、bassは上手い。さとしのギターはハイがキツ過ぎて耳が痛い。とはいえ、耳をつんざくのが目的ならば正しいのだが。
 ただでさえソリッドなテレキャスと、ドンシャリなマーシャルの組み合わせはセッティングが難しい。隣にあったアンプ(おそらくフェンダーのデビル系)を使うべきだったし、テレのフロントハムがこもっているなどという情報はガセで、ギブソンよりはずっとヌケが良いのだった(元シンライユーザー)。
 2度目のライブなので前回よりもずっと良かった。しかし、そろそろミスチル以外も演って欲しい。邦楽ならばキリンジはどうか。彼らの音楽は勉強になるゾ。スコアはおそらく売っていないが、耳コピならぼくがしてあげよう。
 終演後、打ち上げ参加、知らない人ばかり。会計直前を見計らったかのようにsoichikoから「Y田バーで一杯どう?」と電話があり、その足で向かう。
 店主のK爾さんが JAPANESE SYNCHRO SYSTEM に参加して『CHAINGIN' TIMES』という12インチのアナログを発売した模様。ドラムはなんと国内最高のドラマー、村上“ポンタ”秀一であります! ヤベェよ……何がってジャケがヤバイ。ターンテーブルは持ってないけど、ジャケを飾りたい。それをヤニ灼けさせたい。みんなも買おう!
 K爾さんとは十年来の付き合いだが、彼を知っている人はみんな勝手に期待をしている。『華のある人』の典型例なのだ。必ずや、いまよりもっと世に出るだろう。
 タクシー運転手と談笑をしつつ、2時頃に帰宅。曰く「酔った白人の海兵はヤバイ」とのこと。
 
 
 15日、K滞在最終日。世界の山ちゃんで18時30分から呑み始める。
「辛い辛い」とK。
「うまいうまい」とG。
 札幌に店舗は幾つかあるが、2号店の3Fテーブル席がぼくのお気に入り。なぜなら、席のすぐそばにビールサーバーがあり、頼んでから来るまでのタイムロスがほとんど無いからだ。
 朝まで呑み、寝たら起きられないと自覚したので、30分ほどうたた寝
 さすがに、三日連チャンで同じメンツと呑むと、飽きるヨ。
 
 
 16日、ほぼ徹夜、泣きながら仕事。
 帰宅後、昨夜に受け取り損ねた宅急便の再配達を依頼する。この状態で眠ってしまうとチャイムでも起きる自信がなかったので、眠気を我慢。
 フリーダイヤルの自動応答にもかかわらず、1時間後に来る。さすが飛脚。
 
 Out of Cold Storage
 
 This Heatの輸入盤6枚組。国内版はブックレットが日本語らしいが、なぜかCDは3枚組だ。
 Amazonでは品切れだったのでHMVで購入してみる。こういうのはすぐに廃盤になるので急いで買いましょう。お金の心配は二の次で。
「シリアスなレジデンツ」といった塩梅か。ショーン・オヘイガンが述べていた通り、Tortoiseによく似ている。買って良かった。
 
 聴きながら泥のように眠る、19時。