平和だなあ
シャワーを浴びているとき、肛門を指でなぞるとなにやら消しゴムのカスみたいな手触りがあって、それは乾いたうんこかと思ってショックを受けていると、よく見たらトイレットペーパーだったので少し気を持ち直したけど、やっぱり落ち込んだですこです。
金曜、T英と久し振りに“新生”CAMCAMで呑みあげる。
⇒ http://www.sapporolife.com/food/multinational/camcam/index.html
新生と書いたのは、長年店長を務めてきたアニ氏がついにお店を買い取ったからであります。
想えばこのお店に最初に訪れたのは今から14年も前で、当時は別の場所にあり、厨房には中国人の女性がいたと記憶しています。その後、アニ氏や実弟のJerry“K○JI”Chestnuts氏が勤めはじめて、当時カネのなかった私たちは(いや今でも貧乏さ)1500円でしこたま呑ませて頂いたのでした。酒を対価にDJをやったり壁画を描いたりしたのも、いまではいい想い出であります。
これはちょっとオカルトじみた話なんですが、旧店舗が火事になったときに、それはド深夜だったのですが、就寝していると全身がガクガクと震えだして起きあがると、数分後、ポケベルに当時つき合っていた彼女から「カムカムガカジニナッタ」とメッセージが届いたことは、いまでも鮮明に憶えています。
わたしが描いた壁画が燃えてしまったことによってなんらかのサインが届いたとしか思えません。言っておきますが、わたしはアンチ・オカルトです。でもたまに『ムー』を買って愉しく読んでいます(オカルトじゃねえか)。
そんなわけで、新生CAMCAMの誕生はわたしにとって感慨深いということがわかって頂けたかと思います。みなさんもどしどし足を運んで下さいね。お勧めのメニューは〈スリランカ・ホットチキン〉と〈シャキシャキじゃがいも〉です。この二品さえあれば、ビール10杯は呑めあげてしまうことでしょう。
結局2時まで呑み上げてしまい、土曜のお仕事はゾンビのような足取りでした。夕刻に帰宅するとS一郎から「おれもCAMCAM行くぜ!」と妙なテンションのメールが届いたんですが、ハードワークのとどめを金曜に刺してしまったわたしは丁重にお断りを申し上げておきました。
最近は読書の虫が騒いでいるので、夜中にむくっと起きあがって文庫本を一気に読みあげる。
面白くて一気読みしたのではなく、「面白くなるんじゃないか?」と一気読みをした。読み易さは確かに重要ですが、羊羹ばかり食べていると咀嚼能力が衰えてしまうように、たまには堅い煎餅も食べないと脳味噌が老化してしまうんじゃないかと思います。
象形が発祥である漢字と、そのこわばりを緩衝する作用のあるひらがなとのバランスは、視覚的にも愉しめるはずです。そしてその裏に隠されたリズムを密かに感知して悦び悶えることも、読書の愉しみと云えましょう。意味なんかわからなくてもいいんです。触れるだけでいい。浅田彰じゃありませんが、答えを求めずに戯れることが愉しかったりもします。
ですです評価★★☆☆☆
正直、薄っぺらかった。
日曜、昼に起きて実家の様子見に行き、お見舞い。「次の病院は厳しいぞ」と釘を刺しておく。
帰宅後、洗濯機をまわしながら、やっと見つけたTipsyを聴きつつ日記を書いています。細野晴臣プロデュースの、隠れた名盤です。
夕陽と共にビールのプルタブを引いて――嗚呼、なんて平和なんだろう!
そして夜は〈まったけ祭り〉です。
凄いメンツです。
さて、あと一本呑んで出掛けるかー。