再フォト日記

 
 カメラを買ったばかりで調子づいているので今日も画像が多いぞ、土門ですこです。
 
 昼で仕事を切り上げて、高額医療の手続きをするべく社会保険事務所へ出向く。途中、信州庵で蕎麦を喰らう。ここの蕎麦は、とても良い。うまいとかではなく、天かすとネギと海苔がサービスで盛り放題なのだ。本州、特に関西あたりでは当たり前の話かもしれないが、札幌ではこんなに気前のいい店はほとんどない。
 よって、“ざるそば”や“たぬきそば”なんていう代物はメニューに載っていない。もりそばには海苔を乗せればいいし、冷やしかけそばに天かすを乗せれば“たぬき”に早変わりだ! これね、うまいまずいの話じゃなくて、単純に嬉しいんだ。しかも土日は激混みなで、消費者がこういう店を求めている表れなのに、ほとんど存在しない。ほんっと、札幌のめし屋ってケチなんだよ。信州庵は、心意気に飢えている札幌人にとってメシアなのだ! B級は永久だ!(中島らも談)
 
 実家に寄ったついでに、〈Kの沢公園〉へ行ってみる。
 
 丘の上で、西日が雲に隠れるのを待ってパシャリ。
 
 小学生の頃、この公園の林に棄てられて朽ち果ていたビニ本を、みんなで回し読みした。みんなが読み終わって林に放り投げたあと、もう一度読みたくなったのか、一人が家へ持ち帰った。そうして家でオナニーをしたのだろう、雑菌まみれのビニ本をめくりながら触ったチンコは、みるみるうちに腫れ上がったらしい。
 
 帰りに大人のおもちゃ屋に寄って、新型のアヌスボールを買う。
 
 写真の通り、従来のような一本の数珠繋ぎではなく、三つ又になっている。商品名は〈禁忌ギドラ〉、「穴という穴を使って快感を得よ!」と提言した故・澁澤龍彦氏にインスパイアされて考案された商品だ。女性の場合はいわずもがな、三つの神器を責めればよろしい。男性の場合は、頭を使わなければならない。アヌスは当然として、残り二つのギドラをどう使うか? 実演してみせよう――「はうわ! は、はうわっ! おにいちゃん……そんなにおっきいのはいんなよぉ! ぶつぶつがすごいよぉ! はいるたびにプツンプツンいってるよぉ! どこがおわりなのかわかんないよぅ! は、はうわっ! そこだめ。おねがい! そこだけにして! いや! ああ……そっちもなの? そっちもなの? ほんとうにそっ……は、はうわ! はうわっ!」
……書いていてバカらしくなってきました。なんだよ「はうわ!」って。
 
 これ、⇒gorillapodという三脚なんです。
 
 載せているのはOLYMPUSのPEN-EEという古い銀塩カメラで、オイルショック時に発売された、一コマに二枚撮れるハーフ版というやつで、ファインダーは縦長になっている。レンズはZuiko、名機なのか珍機なのか、かつて実家から強奪してきたカメラだ。
 
 
 一応、ちっこいクイックシューとロック機能もある。けっこう真面目な商品だ。
 
 
 足はそれぞれ自在に動かせるし、ゴムかシリコンなのか、ギュッと締めればずり落ちることはない。スタンドに立てたギターのヘッドへ巻き付けて、夜景さながら長時間露光を試してみる。
 
 
 部屋の電気を消して真っ暗にし、真空管アンプを撮ってみる。シャッター速度は120秒、一瞬だけLEDのペンライトを当てた――というか、間違って点けちゃったのが功を奏した。
 
 
 絞りを開いて180秒。

 
 
 柵や、木の枝、フェンスなどにしっかりくくりつければ、充分に夜景を撮ることができるだろう。ちっこいコンデジにでっかい三脚って、一体なんのためのコンパクトか! 三輪車で高速道路を走るおつもりか!
 うーん、コレ、気に入った。アメ公の頭ん中は、エロい。
 
 

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(アフィ貼っておいてなんだが、家電量販店で買ったほうが安いかもしれない{実売1,980円})。
 
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