FREAKSの苦悩

 
 ねむねむ星人ですこです。どうして「ねむねむ」と二回繰り返すのか、って? かわいいからだ!
 
 土曜、終業後に病院へ出向く。来週に母が実家へと外出する際に、部屋の見取り図が必要とのことなので、巻き尺とデジカメを持って実家へ向かい、撮影する。帰りに百均へ寄ってプリント用紙を買う。七十枚で百五円。うーん、安い。pdf数十枚をプリントアウトして読み耽っていると、soichikoからメールが。「ちょっと寄ってもいいですか」と。どうせちょっとじゃねえんだろ、と思いつつ「ビール買ってきて」と返信し、こちらは発泡酒を買いに行く。やはし、午前三時まで呑み上げる。
 
 日曜、昼過ぎに起床し、送迎がてら蕎麦を喰う。帰宅後、pdfを読み耽る。思い出したようにDEVOの80sライヴDVD、メンフィス・スリムとサニーボーイ・ウィリアムスンのDVD、映画〈FREAKS〉を一気に鑑賞する。どうやらぼくはメンフィス・スリムが苦手のようだ。というか、ブルース・ピアノそのものがあまり好きじゃない。無論、ニューオリンズは除くが、あれはブルース・ピアノじゃない。再度、pdfを読み耽るも眼が痛い。Gから貰ったノーパソにpdfをコピーして読むことにするもカードリーダーを外付けにしなかったことに初めて後悔し、CD-Rに焼いてデータ移動。大きめの画集をベッドに置いて、その上にノーパソを置く。カラスが啼いた頃に就寝。
 
 月曜、昼前に起床。アキ・カウリスマキのDVDを鑑賞。土曜日に撮った実家の写真を画像加工ソフトを使って整理して、数値を打ち込みA4一枚にプリントアウトする。なぜか画像がやけに粗い。原因がわからない。時間がないのでそのまま持参し、病院へ。母の知人がお見舞いに来ていたのでそそくさと病室を後にする。帰宅後、ふいにチャイムが鳴る。祝日の午後、どうせNHKだろうと思ったが、いちおう出窓から覗いてみると白い軽ワゴンが見えたので慌てて応対する。ずっしりと重い荷物。紙は、意外と重い。赤いペンを引っ張り出して、札幌競馬が開催されていることを思い出す。
 
 火曜、神奈川から兄とその嫁、千葉からは姉が来札し、土曜日まで滞在する。終業後、夕刻に帰宅し、昨夜書いたメモを確認する。兄が予め送ってきた荷物の到着を待つ間、アサリの味噌汁をこしらえる。鰹節は使わない、昆布だ。十九時半、荷物を積んで実家近くの居酒屋へ行き、兄の嫁と久し振りの対面。三児の母にして証券会社勤務、土日はサーフィン三昧にして酒豪と、絵に描いたようなビッグママだ。兄も姉も下戸なので独り酔っている自分が気まずいのだろう、車で来たせいで呑むことができないぼくに「どうして地下鉄で来なかったのよ!」と絡んできたので、「あの大きなボストンバックを担ぎながら地下鉄へ乗れ、と?」と返しておく。
 二十二時帰宅。なんか、もの凄く眠たい。
 と言いつつ、四本目。もう、寝る。