眠いぞ
眠い目を擦って〜♪ 眠い話に誘うけどぉ〜♪ お〜いえい♪ ハリーですこです。
近年、“ハリー”といえば細野晴臣さんを指しますが、ぼくにとっての“ハリー”はTHE STREET SLIDERSの村越弘明さんを置いてほかはありません。
疲れているんです。疲労のバロメーターの計り方は、お酒です。躰がお酒を受けつけなくなるんです。それがピークに達すると、痔になります。それも疣痔です。
くちびる同様、肛門も内蔵の一部ですから、疣痔には塗布ではなく、内服薬がよく効きます。
座薬という手もありますが、先に書きましたように疣痔は内臓ですから、触れるともの凄く痛い。辛うじて疣痔を押し込めても、くしゃみと同時にプンッと出てきやがります。
ですから疣痔で悩んでいる方には内服薬を、できれば漢方をお勧めいたします。さらに塗り薬を併用すれば完璧です。
それでも改善しない人は、もう切るしかありません。医者の前で四つん這いになることに抵抗がある人は、自分で引き千切って、河原に立って水面にブン投げるしか術はありません。なるべく平たいほうがよく跳ねるので、つまんで潰してから、って汚いから。
しかしながら、疣痔を完治させることが最善だとは、一概に言えません。軽度ならば医者に罹らずだましだましやり過ごすのも一考です。
なぜなら、もしこれから社会情勢が悪化して徴兵制度が始まった場合、疣痔はそれを免れることができるからです。なぜ疣痔が嫌われるのかぼくも考えてみたんですが、おそらくは、縁起が悪いからだと思うんです。つまり、「これから戦争するのに、ケツメドに小型爆弾を抱えた人間は相応しくない」ということなんでしょう。いちおう、真面目に書いています。
映画の世界を見ればわかりますが、戦争には様々なドラマがありますよね。死と隣り合わせの極限状態で、人間がどういう行動をとるのか、非常に興味深いわけです。仲間が殺られて銃弾の雨の中に突っ込んでいく人間には拍手喝采をして、陰で震えてる人間には唾をかけたくなるわけです。でも実際はどうなんでしょう。味方の死体を保護しようと抱えたとき、そのグロテスクな死に様に嘔吐してしまうかもしれません。
「見つけ次第買う」くらい敬愛している下川耿史さんの『死体の文化史』という著作の中でも、じつに感動的な、そして不可解な戦争体験が語られています。部下たちの死を間近で目撃して、不幸にも生き延びてしまった軍曹が、“余生”の全てを部下の遺族へ会うことに費やしたんです。そしてこう言うんです――「戦争は反対です。でも、私は戦死したい」
これ、映画にしなさいよ。
我ながら重いなぁ、話が。疣痔から戦争かよ。
軽い話をしましょう。
軽いといえば ⇒ SUMOTORI DREAMS が凄いんです。
まずは映像を見て下さい。
これ、先のリンクからexeファイルをDLできるんですけど、驚くべきことに、サイズがたったの96KBなんですよ。一応ゲームになってますけど、演算処理(?)がメインらしいので、ゲームというよりもハプニングを期待するプログラムなんでしょうね。
載せたYouTubeの映像は無音ですけど(ハプニング動画としては最も秀逸)、BGMもなかなか素晴らしいんです。
世の中には天才がゴロゴロいるんですねぇ。