寝惚けまなこで祀られて

 
 せっかくうpしたmixi動画に誰も気づいてくれない、ですこです。
 
 今更ながら『大日本人』を観る。五回も観たのは、つまらなかったからだ――というか、期待が大き過ぎたのかもしれない。なんというか、フリークスのコントだったなぁ。テレビじゃできないことをやったのはわかるんだけど、かといって映画として観るものじゃないような気がするのは、ぼくがあまり映画を観ない人間だからだろうか。
 やっぱり松っちゃんはCGをあまり使わない方が良いと思うなぁ。ぼくはVISUALBUMの『診療室にて』が好きで、あの手触りで撮ればいいのにと思う。ドラマならおじいちゃんの話がいいだろうな。まあ、次作に期待しています。
 そういえば、すべらない話の次回は『ゆるせない話』だそうです。
 http://www.fujitv.co.jp/suberanai/index2.html
(2008年2月25日(月)25:25〜26:25 放送)
 
 映画といえば、香港のエディソン・チャンなる俳優が有名女優とのまぐわいを撮影したハメ撮り画像が流出して、自国では大騒ぎらしい。エディソン・チャンという人は知らないし興味もないんだけど、ハメ撮り画像には興味があるので探してみた。
 あったねぇ、400枚くらい。これまた綺麗な女性ばかりで、名前もチャンだらけでよくわかりません。ただ、彼らが中国でどれくらい有名な人なのかはぼくにはわからないわけで、それはつまり「有名女優」という未確認情報が刷り込まれているだけであり、実はインディーズのAV女優かもしれない。
 これはつまり、女優かどうかはあまり関係がなくて、流出画像における価値は、身元が特定されることにあるんじゃないかと思う。かつての『ケツ毛バーガー』もmixiとのコンボがなければあれほど騒がれなかったわけです。「どこのどいつが脱ぎやがったんだ?」が重要なんです。彼女たちは被害者ですから、同じように犯罪被害者の報道も氏名は伏せるべきだと思いますね。
 それにしても、全世界に勃起したチンコを開チンしたエディソン・チャンは、どういった心境なんだろうか。しかもチンコ晒したあとに謝罪会見までして、引退を表明したようです。亀が頭を出して引っ込めたあとにひっくり返ったというわけです。
 
 彼らの場合は職業柄、他人に見られることに慣れているので一般人とは羞恥心のレベルが違うと思うんだけど、これが普通の人だったら悲惨ですよ。なにが悲惨って、見られる体を作ってないし、見られる顔でもないところ。
 こないだも女子高生の裸体画像が流出して、本人が自主退学したというニュースがあったばかりです。撮ったのは彼氏かなんかで、その画像を友だちに送信したんでしょうねぇ――「どうよ、おれの女!」。まーたそれがニュースになって、ご親切な人たちがブログを発見して魚拓まで取ってくれるという最悪のフルコースです。
 でも、なんで写真を撮らせるんですかね。なんかテンション上がっちゃうのかも。「君のありのままを記録したい」とか言われるとその気になるのかな。それってヘアヌード写真の口説き文句と一緒で、流出するところも一緒だってこと、なんでわからないのかな。
 
 そんな一般人とは別に、裸体はおろか、人前でセックスをすることに抵抗を抱かない人も、世の中には意外とたくさんいるわけです。
 異端なる性と精神のカオスに興味のある人は、この本を読んで下さい。面白くて、とても深い本です。
 

セックス障害者たち (幻冬舎アウトロー文庫)

セックス障害者たち (幻冬舎アウトロー文庫)