フツーの日記

 
 自転車通勤に切り替える。
 いままでは車通勤だったが、所要時間は同じ……なぜだ!?(岡田茂
 ガソリン価格がリッター170円を突破したが、あまり関係ない。先月末のスタンドは駆け込み給油でごった返していた。
 そういう光景を見るといつも思う――満タンにするなよ、と。
 満タンで50L給油すると当然その分だけ重くなるので、燃費が悪くなる。
 最大で20Lをキープしていれば30kg軽くなるので、そのぶん燃費は良くなる。
「いちいちスタンド行くのめんどくせえ」と言われるだろうけど、節約とは得てして面倒臭いもので、労力を使うことによって恩恵が得られる。
 だからぼくは、みんなじつは真剣に節約をしてないと思う。
 一番いいのは相乗りだろう。でも、めんどくせえし、わずらわしい! そして、運転者は対価を求めるだろう(ほとんどタクシーだ!)。
 たぶん、節約は世帯ごとでしか成立しないんじゃないかな。その単位でしか幻想を共有することができないのではないか。
 
 MTBのペダルを替えたいが、格好いい物が少ない。Atomlabのフラットペダルが欲しいけど、どこにも売っていない。たまにヤフオクに出るが、落とせずじまい。
 
 次点で落とせなかったギターが再出品された。上乗せしなかったことに後悔していただけに、ドーパミンが迸った。
 国産の安いフルアコだが、良いギターだ。年々、目利きが増えてきたのでやりにくい。彼らの半分は業者に違いない。
 転売目的の輩に負けるわけにはいかん。あれはぼくが保護しなければならない。必ず落としてみっせーるぅ!(秀樹)
 
 ボ・ディドリー死去(2008.6.2)。
 高校生の頃、よく聴いていた。所謂『ジャングルビート』の創始者であり、一聴して判別できる個性の持ち主だった。いま想えば、あのビートのルーツはアフリカだろう。
 トレードマークの四角いギターは、確かグレッチからプレゼントされた物だったと思う。これは格好いい。いや、ギターの形じゃなくて、プレゼントってところ。
 ギターはね、買っちゃだめなんだよ。貰ったり、拾ったり、借りてそのままとかが格好いいんだなー。
 ちなみにボ・ガンボスの由来であり、ガンボとはアフリカの言葉でオクラを意味していて、南部の移民の間でオクラを使った煮込み料理のガンボが転じて「ごった煮」という意味になり、ガンボ・ミュージックが生まれましたとさ。
 ボ・ガンボス、いいバンドだった。どんとは鼻がデカかった。ちんぽでけーんだろうな、と思っていた高校生のあたくし。
「どろんこ道を二人」と「魚ごっこ」が特に好きだった。ドラムの岡地さんはバッパーズで叩いているらしい。まったけ師匠はどちらとも関係が深い。確かに、まったく同じ匂いがする。ピュアで肯定的な、素敵なじじいたちよ……。
 ボさん、お疲れ様でした。ありがとう。合掌。
 

札幌市中央区のススキノの外れなどで2日深夜から3日未明にかけて、ごみステーション4カ所で不審火が発生した。付近では5月中旬以降、同様の不審火が相次いでおり、今回で計10件となった。いずれも火の気がないことから、札幌中央署は連続放火の可能性もあるとみて関連を調べている。
札幌中央署と市消防局によると、2日午後11時55分ごろ、中央区南8西13のマンションのごみステーションから出火。3日午前2時20分ごろ、南6西5のビルに隣接するごみステーションでも不審火が発生し、非常階段に延焼した。この間、3日午前0時半ごろに南7西10、午前0時45分ごろに南5西9でもごみが燃えた。
現場周辺では5月12日から6月2日までに、同様の不審火が6件連続発生。今回の4件も含め計10件の現場は半径約600メートルの範囲内にあり、発生時間帯は午前0時から午前4時ごろに集中している。いずれもけが人はなかった。
3日に不審火があった南6西5の現場近くの酒店従業員、佐藤隆さん(29)は「『ポーン』という爆発音が3回して、炎が(非常階段の)2階部分まで上がっていた。近くで不審火が続いているので怖い」と話していた。

 近ぇ……近ぇよ。近すぎるぜ!
 放火犯に告ぐ――ウチの近所のごみステーションを燃やすべし!
 我々は怯えている。あなたにではなく、増えすぎたネズミたちに。
 ボスはもはやチワワ大であり、小ボスたちはそれに迫る勢いで肥えてきている。
 放火犯よ。君は毎朝のニュースを、歪んだ上目遣いで愉しみにしているだろう。怯えている人がいることによって自らの存在意義を見出しているのだろう。
 放火犯よ。
 今夜決行すれば、翌朝の君はデ・ニーロだ。
 君はアンチヒーローになれる。
 少なくとも、ぼくの中では。