こんばんは、暗めのラテン系です
盆前に集中していたせいで、明けてからは暇である。
実働3、4時間、帰宅後にシエスタ。いや、シエスタはその後に再度労働へ復帰するので、ぼくの場合はただの午睡だ。午睡は麻薬である。
新調したジーンズの裾上げを頼みに、車で20分ほど離れたリペアショップへ持ち込む。ついでに、以前母がやってくれた裾上げが甘かったのでそれも持ち込む。
その裾を見た店主は「アチャー」と言った。翌日には仕上がるとのこと。
今日、引き取りに行ってきた。
ショップの近所に博多ラーメン店がある。本場の人から見れば邪道なんだろうけど、ぼくから見ると本格派の博多ラーメン店である。「粉落とし」ではなく「バリカタ」、ランチサービスだったので「豚トロ丼」もオーダーする。
ラーメンにも丼にも、高菜をガッツリ入れる。高菜はうまい。
高菜とじゃこのチャーハンとか、うまい(おにぎりでもいい)。
丁度、約束の午後2時。
仕上がりを見せて貰う。完璧である。
ここはこだわりのショップで、糸はもちろんミシンも専用の物を使っている(ユニオン・スペシャルというヤツらしい)。
裾をナメちゃいけねえ。どんなに色落ちがかっこよくても、裾がツンツルテンじゃどうしようもねえ。
お値段税込み1,050円也(安い)、場所は自分で探しておくんなせえ(教えろや)。
え? 足が長いから裾上げなんかしない? ふーん、死ねばいいのに!
仕上がったジーンズを畳んでいる間、昨日の店主ではなく、従業員が話し掛けてきた。
「どこかで直されたんですか?」
どうやら、縫い直した方を指しているらしい。一瞬、困った。
「あー、母にね、頼んだんです」
やはり空気が凍てついた。
こだわりショップの彼らとしては「ひどい店ですねー」と言いたかったんだろうけど、その対象が客の母となれば、そりゃ口籠もるわな。
さっそく、電話で母に告げ口しておきました(やめとけって)。
ロンTを買いにユニクロへ。
秋にも半袖シャツを活かすべく、多色揃えてあるユニクロが望ましいんである。ロンTって意外と色が少ないんです。
なんか、近年のユニクロの完成度って高いぞ。
帰り道、お茶を買いにスーパーへ寄る。
近くで信号待ちしていると、向かいの歩道にド金髪で眼鏡を掛けた女性がママチャリに跨っていた。
界隈はススキノから近いので派手な人は珍しくないが、彼女は妙なオーラを湛えていた。見覚えがあるのだ。
ぼくの視力はたぶん0.5くらいなんだけど、車の運転をするときだけは眼鏡を掛けるので、とてもよく視える。
頭の中で電球が点いて、車の中で、ひとり噴いた。
信号が青になり、ぼくの左側で彼女とすれ違う格好だった。横顔を見て、確信した。
種馬マン、だった。
なんというか、妖精を見つけたときのような、神聖でちょっとだけ誇らしい気持ちになった。
ちなみに相方のモリ夫とぼくは、同じ母校である。“彼”の方が一つ上だけど、当時から目立ってましたね。もっと痩せてて(現在の半分くらい)、ボーイッシュでパンキッシュな大馬鹿女でした。
一目惚れしちゃったので、スペイン製のスニーカーを購入。
CAMPER(カンペール)ではなく、RIZZO(リゾ)とかいうブランド。
オールレザーで、お国柄なのか、どこかサッカーシューズの名残がある。
ヨーロッパの皮革製品って質感がめちゃくちゃいいんだけど、スニーカーも同様だった。なめし方の違いかしら。
テンホールのハイカットなので、紐の結び方に小一時間あたまを悩ませる。色々ためしてパラレルに決定。マブイ……マブすぎる。
明日は朝から札幌競馬で勝負しようと思ったんだけど、金がない。
たまたまポスターで見かけたんだけど、午後から始まる某所のお祭りに、葛城ユキが来るらしいじゃないか(一瞬、天知真理かと思った)。本当なのか?
気が向いたら、カメラ持って確かめに行こうっと。